ストイコビッチ監督と共にグラを強豪に変えた立役者である久米さんの本です。
選手の移籍交渉、新卒獲得の舞台裏とか、久米さんがどういう仕事をしているのかが書いてあります。
「自分が成長出来るチームを選びたい」と言っていた永井がグラを選択した事は自分にとってすごい意外でしたが
永井をどうやって誘ったのかなどという点も書いてあって面白かったですね。
久米さんの手腕もですが、ストイコビッチの存在の大きさもよくわかります。
久米さん自身の経歴も書いてあって、日立で社員として働いていたことが今に繋がっていると言っていたのが印象的でした。
社会人として働いて得られるものを考えれば納得ですが、今後はJリーガーがフロント入りしたりして
会社員経験のない人がデスクワークをすることになるわけで、どうなっていくか心配です(そこは久米さんも触れてますが)
とまぁ、全部について書いていると長くなるのでこれだけ。
久米さんがしっかりとした年棒の査定制度を作っている事は知る人ぞ知る話で、その実態も書いていたのですが
まず選手を7段階に格付けします。G1は代表クラス、G2は元代表、G3はその他レギュラー等々・・・
具体的に
G1 楢崎 闘莉王 玉田 田中隼 ケネディ ブルザノビッチ
G2 中村直
G3 三都主
・・・
・・・
・・・
>G1 ブルザノビッチ
>G1 ブルザノビッチ
>G1 ブルザノビッチ
・・・いや確かに代表ではありますが!
久米さん、外人の格付け方法は再考の余地ありですぜ!
1. 無題
・・・なお、戦力的にはG3でも微妙な模様w