朝、いつも同じ電車の同じ場所に乗る、ちょっとお近づきになりたくない風貌のあんちゃんがいて
その人はいつも小説を読んでいて、別に何を読んでいるかなんて全く興味ないものの
車内は軽く混んでいるので目の前や隣に位置することが多く
見る気なくてもふとした拍子で視界に入ってしまうことがチラホラあるのですよ。
興味ないから文字までは見ないので内容はわかりませんが
たまに目に入ってくる挿絵から、そこそこ残念なラノベだということはわかっていました。
ある日、その人が小説ではなくPSPを持っていました。
PSPを操作することはなく、画面を見てるだけだったんで何をやっているか即座に察しはつきましたが
何を見てようが興味はないのでどうでもいい・・・ものの、降りる時に目の前に来たので視界に入ってしまい
再生されていたのはピングドラムでした(-_-)
ラノベだけでなくアニメまで混んでいる車内で堂々と見る度胸や
出勤前にわざわざPSPに入れてくる労力や
そこまでして見るのがよりによってそれかよということを考えて
ぼくは ひいた